令和5年地蔵山金剛寺 春の彼岸法要無事終了いたしました
- 2023/04/01
令和5年金剛寺春の彼岸法要 無事終了いたしました
御参集の皆様、お疲れ様でした。
南無大師遍照金剛 合掌
令和5年金剛寺春の彼岸法要
令和5年3月19日(日)午前10時より
金剛寺彼岸法要を執行します。檀信徒の皆様、御参集お待ちしております。
「彼岸」というのは梵語(サンスクリット語)の波羅密多( パーラミター)至彼岸を意味し、仏教で最も深奥の修行(彼岸行)から来たものといわれております。
煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(布施・持戒・忍辱・精進・禅定)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
暦(カレンダー)の上で一年の中で昼と夜の長さが同じになるとされる「春分の日」「秋分の日」を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、彼岸と此岸(あの世とこの世)がもっとも近づくとされ、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられております。
また、「春の彼岸」は寒い冬が過ぎ去り暖かい春となり草木、虫、動物が目覚め活動が活発となります。
我々にとっては新年度を目前に迎え環境が変わる方が増える時期。
環境が変わることにより、心の持ちようを変化させ、苦しみのないよりよい理想の生活に変えたいと云う願いや誓いが感じられます。
ぜひ、この機会に先人を偲び、仏様に報恩感謝の心をささげましょう。
南無大師遍照金剛 合掌