高野山真言宗について

名称を「高野山真言宗」といい「真言宗」の一つです。
「真言宗」には様々な宗派が存在します。主な宗派だけ数えてみても、実に18種類も数えることができます。

高野山真言宗はそういった宗派の一つであり、和歌山県高野山にある金剛峯寺を総本山としています。

・始まりについて

7世紀の頃インドで成立した密教が8世紀の初めに中国に伝わり、不空三蔵というお坊さまによって大発展をみます。

そして、それをつたえる恵果和尚に師事して法を授かり、日本に帰って「真言密教」「真言宗」とされたのが弘法大師空海さまです。

弘法大師さまは天皇から京の都にある東寺を賜り、高野山をお開きになり金剛峯寺を建立されます。
そして、これらのお寺を拠点として宗教活動を中心に様々な活躍をされます。

弘法大師さまは御入定後も優れたお弟子たちによって真言宗はますます発展し、昨年、高野山が開かれて1200年の記念に合わせてたくさんの報恩行事、お祝いの行事が行われ、秋篠宮殿下夫妻や安倍晋三内閣総理大臣をはじめ数多くの方々が来山されました。

現在、高野山真言宗では高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とし、壇場伽藍を修学の場所として、和歌山県の総本山金剛峯寺を中心に、弘法大師さまの教え、真言密教の教えと伝統を伝えるべく、多くの伝道活動が全国的に行われ、その実をあげています。

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